予想を超えてくー

十二指腸転移、肺転移、aya世代、子沢山ママ、癌サバイバー、大腸癌、肝臓転移、ステージ4

手術

朝になったお腹が減った


手術前に飲んで下さいと渡されたウィダーインゼリーみたいな物があった

うれしい!美味しそう!

飲んでみると不味くてがっかり😞

一応飲み干したけど


旦那と母が病棟前に着いたので手術までそこに行ってていいですか?と許可をもらって会いに行く


そして手術嫌だなー嫌だなーとうだうだした

看護婦さんが見えるたびドキドキ


とうとう迎えが。


皆にさよならして凹みながら手術室に歩いて行く


名前を言って手術台に自分で乗っかる

意外と細い台


先生がチョイスしたであろう今時の曲が流れてる

B'zのウルトラソゥッッ!とかじゃなくてよかったとか思いながら


色々じゅんびされてる内に眠った




起きたらICUで父、母、旦那さんが居た

朦朧としちゃってたけど母が泣きそうになってるのと、父が頑張ったな全部取れたよ元気になったら旅行代出してあげるから沖縄行ってこいと言ってた

旦那さんは私の頭を犬のようにめっちゃ撫でてた

面会時間が少しなのもあって皆手を握ってバイバイした


後で聞いたら最初にしゃべったのが旦那さんの名前だったらしくて旦那さんはうれしがってた笑

あとは、本当の事言ってと言ってたらしい

これは多分おじいちゃんとおばあちゃんが癌で手術した時に手がつけられなくて閉じたってゆうのがあったからだと思う


それから朝まで寝たり起きたり


看護婦さんに握らされたナースコールと麻酔のボタンこれを離しちゃだめだって感じでずっと離さず持ってた


麻酔のボタンがあって背中の麻酔だと思ってたのもある

朦朧としながらも家族にボタン見せて

たらしい


でもこのボタン背中の麻酔じゃなくて点滴のやつだった笑

完全に騙された笑



朝になって意識もしっかりしてくると喉の不快感に気づく

声出すのも首が少し動いても唾を飲み込んでもオエッッとなる所に当たる

鼻から胃に通してる管だった

痛みより何よりこれが嫌でしょうがない

チェックしにくる先生とか看護婦さんにこれいつ外れます??と何回も聞いてた

一回外しに来た知らない先生

管を見てちょっとまだ付けてましょうとなりそれからはずっと目で訴える

目で訴えすぎてカーテンの隙間から見えてた知らない先生が隠れたよ

私の中で彼はあてにならない人になりました


お昼近くになってベッド上でレントゲン

背中の下に板をいれるから左右に背中を上げる

なんて苦行なんだと思ったけど、柵につかまって背中を動かせる事に気付き寝っぱなしで痛かった背中が少しましになった


少ししてマスクも胃管も抜いてもらってスッキリ


点滴の痛み止めスイッチはいつの間にか点滴が空になってたらしい

ずっと痛い時にポチポチ押してたけど一体いつから無かったのか

何も出ないって事はオモチャのスイッチ持たされてたようなもんよね笑


そしてオシッコの管も取る

もうこれは出産のたびにやってるから6回目痛みも知った痛み

運が良い時は無痛

今回は弱い痛みくらいだった


それから車椅子に乗って普通の病室に帰宅

入院

入院当日、旦那さんと一緒に病院へ

コロナなので病棟前で一回旦那さんとバイバイ

病室に案内されて説明がある時間まで旦那さんの所へ

病院のパジャマに着替えてたから旦那さんに一気に病人感増したねと言われる

いやいや病人だわッッ!

看護婦さんによばれ旦那さんと説明受けて明日の手術までバイバイ


ベッドに戻ってゴロゴロしてると看護婦さんが来て点滴の針を刺す

ぷくぅっと皮膚が膨らむ

そして痛い

看護婦さん  痛いですよね?

私  痛いです、、、

看護婦さん  失敗しました、、右手にします


とゆー事で右手に点滴になってしまった


看護婦さんが廊下で

失敗しちゃったぁぁ〜泣

と他の看護婦さんに話してる声が聞こえました


そして嫌いなMRIをやる事に


ここの病院はヘッドホンで音楽を流してくれるらしく曲も選べるれしくて咄嗟に洋楽をチョイス


そして筒へ


音楽が流れるけど周りの音がうるさくてあんまり聞こえない

流れる曲もあんま知らん曲でチョイスをミスった事に気づく


中が明るいから中の壁?がよく見えるんだけど目の前の壁にヒビが入ってる事に気付く

ヒビなんか入っててこの機械大丈夫なのか!?と不安になってたが色々考えてる内に今度は丁度私の頭を起こすと当たるであろう場所にヒビがあるので閉所恐怖症の人が暴れて頭突きでもしたんじゃないかと思い始めた笑


ヒビに気をとられて1時間のMRIをなんとか終わらせられた


次はベッドで輸血


時間的にお風呂には入れなくなった


夜は看護婦さんがチェックにくるからそこは起きちゃうけど意外と眠れた

入院し前

入院前は姉に回らないお寿司を食べさせてもらったり家でも好きな物ばかり食べまくってました

でも腸閉塞が怖かったからがっつりは食べてなかったかも

それにしても巨大腫瘍があるのに毎日便が出るのが不思議 

腸閉塞になってくれてたらもっと早く気づけたのかな

夜中痛くなってたのは腸閉塞なりかけだった?

お腹痛い頃は自然と少食になってたから大丈夫だったのか?

それともあの時は腫瘍が成長して痛かったのか?

血便出ないのはなぜ?


疑問だらけ


そして手術体験談など読み漁る


背中の麻酔しない人少なくて怖くなる


入院何日か前は

もう逃げちゃおうかな?

治療とか辞めようかな?

いやいや逃げちゃダメだ! どっかで聞いたセリフ笑


これの繰り返しでした


あとは子供の事とか家の事とか準備やらでバタバタ


丁度2月頃から母が家に来て同居がはじまってたので母が居てほんとよかった


旦那さんも休みがとりやすい仕事にもなってたんで

タイミング的にはよかった